こんにちは、スケボー初心者の皆さん!今回はスケートボードの基本技術であるオーリーについてお話しします。
オーリーは、スケボーのトリックの中でも最も基本的な技ですが、習得するまでに多くの練習と根気が必要です。私自身も、最初に組みコーンを飛べるようになるまでに2年かかりました。しかし、その時間を通じて学んだことや、少しずつ進歩していく楽しさを今でもよく覚えています。
この記事では、初心者の方がオーリーを練習する際のコツや、つまずきやすいポイント、そして私が経験を通じて感じた上達の秘訣をお伝えします。
1. オーリーとは?
オーリーは、スケートボードを地面からジャンプさせるトリックで、スケボーの基礎中の基礎です。オーリーができるようになると、以下のような多くのトリックや技術の幅が広がります。
- 障害物を飛び越える
- ステア(階段)を下る
- グラインドやスライドトリックに繋げる
初心者の方にとっては難易度が高く感じるかもしれませんが、基本動作を分解して練習すれば必ず習得できます!
2. オーリーの基本動作
スタンスの一例↓
オーリーは、以下の3つの動作の組み合わせで成立しています。
(1) テールを弾く(ポップ)
後ろ足でデッキのテールを地面に叩きつける動作です。これがオーリーのジャンプの基盤となります。テールを強く叩けるかどうかが高さに直結します。
(2) 前足でデッキをすり上げる
テールを弾いた直後に、前足をデッキの表面に沿わせてすり上げます。この動作でデッキが水平になり、空中での安定感が生まれます。
(3) 空中でバランスを取る
すり上げの後、後ろ足を少し上げて前足とバランスを取りながら、デッキを水平に保ちます。着地の瞬間を意識することも大切です。
3. 初心者がつまずきやすいポイントと対策
(1) テールがしっかり弾けない
初心者の方でよくあるのが、テールを地面に叩きつける動作が弱いことです。
- 対策:最初はデッキを地面に叩きつける練習を繰り返しましょう。力強く弾ける感覚を身につけることが重要です。
(2) 前足のすり上げが不十分
すり上げがうまくいかないと、デッキが空中で水平になりません。
- 対策:デッキの中央部分に目印となるラインを描き、そこを目指してすり上げるイメージで練習すると改善されます。
(3) タイミングが合わない
テールを弾く動作と前足のすり上げ動作のタイミングが合わないと、オーリーが成功しません。
- 対策:テールを弾く動作とすり上げをスローで練習し、動きの連携を体で覚えましょう。
4. オーリーの練習方法
オーリーを習得するための効果的な練習方法をご紹介します。
(1) 止まった状態で練習
最初はスケボーを止めた状態で、オーリーの動作を反復練習しましょう。焦らず、一つ一つの動作を確認しながら行います。
(2) 低い障害物を飛び越える練習
地面に棒や薄い板を置き、それを飛び越える練習をします。障害物があることで、ジャンプの目標が明確になります。
(3) 徐々に動きをスムーズにする
慣れてきたら、少しずつ前に進む状態でオーリーを試してみましょう。速度をコントロールしながら練習することで、実戦的な感覚が養われます。
5. 私が組みコーンを飛べるようになるまで
私がオーリーを始めたのは大学1年生のときでした。当時は友人たちと毎日パークに通い、何度も何度も失敗を繰り返しました。
最初はデッキを地面から少し浮かせるだけでも難しく、目標だった組みコーンを飛べるようになるまでに2年かかりました。その間、何度も心が折れそうになりましたが、少しずつ高さが出てくる喜びや、友人たちとの練習が励みになり、続けることができました。
「できない」と感じる瞬間が続くかもしれませんが、努力を積み重ねることで必ず上達します。
6. 上達の秘訣
(1) 失敗を恐れない
スケートボードは失敗の連続です。失敗を恐れず、少しずつ試行錯誤することで、体が技を覚えていきます。
(2) 継続することが大切
オーリーは、短期間で完璧にできる技ではありません。毎日少しでも練習を続けることが上達への近道です。
(3) 仲間と練習する
一人で練習するのも良いですが、仲間と一緒に滑ることでモチベーションが上がります。お互いにアドバイスし合えるのもメリットです。
まとめ
オーリーの習得には時間と根気が必要ですが、それだけに成功したときの喜びは格別です。初心者の皆さんも、焦らず一歩ずつ練習を重ねてください。
私が組みコーンを飛べるようになるまでに2年かかったように、技の習得は人それぞれのペースがあります。自分の進歩を楽しみながら、ぜひスケボーライフを充実させてください!