はじめに
急な体調不良やケガのとき、「救急車を呼ぶべきか」「大げさだと思われないか」と迷った経験はありませんか。
特に夜間や休日は、誰に相談すればいいのか分からず、判断に悩む人も多いと思います。
救急の現場では、「もっと早く呼んでよかったのに」というケースもあれば、「別の選択肢もあったかもしれない」と感じる場面もあります。
この記事では、救急車を呼ぶか迷ったときに考えてほしい基準を、できるだけ分かりやすく整理します。
※本記事は一般的な判断の目安をまとめたものです。
1. 「呼んだら迷惑かも…」と悩む人が多い理由
救急車を呼ぶことに対して、「軽症だったら申し訳ない」「本当に必要な人の邪魔になるのでは」と感じる人は少なくありません。
日本では救急車が無料で利用できることもあり、余計に慎重になってしまう傾向があります。
一方で、症状の重さを一般の人が正確に判断するのは簡単ではありません。
特に初めて経験する症状や、急に悪化する体調不良では、迷うのはごく自然なことです。
「迷ってしまう=判断力がない」というわけではなく、むしろ真面目に考えている証拠とも言えます。
2. 救急車を呼んでいいケース・迷うケース
救急車を呼ぶ判断で大切なのは、「病名」よりも今の状態です。
例えば、
- 強い痛みが続いている
- 呼吸が苦しい、息がしづらい
- 意識がもうろうとしている
- 急に動けなくなった
このような場合は、迷わず救急車を呼んで問題ありません。
一方で、
- 痛みはあるが我慢できる
- 症状が落ち着いてきている
- 自力で医療機関に行けそう
といったケースでは、他の選択肢も考えられます。
現場では「迷って様子を見ていたら症状が急変していた」というケースも実際にあります。
迷った時点で、何らかの相談先につなぐこと自体が大切です。
3. 判断に迷った時の具体的な行動
「呼ぶか呼ばないか」で悩んだときは、1人で抱え込まないことが重要です。
具体的には、
- 家族や同居人に状態を見てもらう
- 救急相談窓口(#7119 など)に相談する
- かかりつけ医や医療機関に電話で確認する
こうした行動を取ることで、判断材料が増え、不安も軽減されます。
相談の結果として救急車を呼ぶことになっても、それは「間違い」ではありません。
大切なのは、状態を放置しないことです。
おわりに
救急車を呼ぶかどうかは、誰でも迷うものです。
重要なのは、「迷ったら相談する」「状態が悪ければためらわない」という意識を持つことです。
この記事が、いざという時に冷静な判断をするための一助になれば幸いです。
